物欲物欲1

実家にて父親から入手したブツのせいで物欲が爆発。

ASAHI PENTAX SP+SMC Takumar 55mm/F1.8(M42)
詳しいスペックはここらへん↓でどうぞ
http://www.pentax-fan.jp/BODY/SP.html
http://www.cosmonet.org/camera/pentax_sp.html
簡単に言うと1964発売当事としては世界に先駆けてTTL露出計を内臓した一眼レフで、ベストセラーになったカメラらしい。
僕が使ってる中判もPENTAX6×7(1969)で「ASAHI PENTAX」のロゴが渋い。

二台並ぶと兄弟のようw


ちなみに親父が買ったのは僕の一番上の兄が生まれてすぐだそうで(ちなみに兄貴は31)、まぁ相当古い。
とりあえず作動確認。
露出計。
電池切れorz。20年以上電池入れっぱなしだったから当たり前か。10円玉電池蓋を開けようとすると死ぬほど固い。強力ドライバーでこじ開ける。電池が液漏れしてかたまっとるがな。
クリーニング。
さて電池は何を使えばよいのかと調べたところ、現在では入手できない型式のもの。アダプター使えばSR41,LR41が使えるらしいがPENTAXでは販売終了。まぁデジカメを露出計がわりに使えばいいやぁ(6×7も露出計あるけど結局デジカメで計ってる、ネガだからそんなにシビアにやってないけど)とまずは放置。

次にシャッター。
高速シャッターOK。1/60以下の低速シャッターでシャッターが切りきれずミラーあがりっぱなしorz。webで調べると古いカメラにはよくあるシャッター機構の油切れにより起こるもので、オーバーホール出して油させば大丈夫らしい。
とりあえずPENTAXのサポートに電話。さすがに40年以上前のものなので修理受付はしておらず、修理会社を紹介される→http://www.tctv.ne.jp/members/hasegawa/hasegawa/top01.htm
とりあえず症状を話しオーバーホールの価格を聞いてみたら18000円。同機種で可動してるものを買ったほうが安い(まぁ得てしてクラシックカメラとは大概そういうものだと)。
どうせ貰い物だから、と自己修復を試みる。裏蓋を空けて油をさしたところ問題なく可動(実際にはちゃんとしたシャッタースピードが出てるかどうかわからないけど)。
電池アダプターもさっきの修理会社で自作のものが売ってる。購入(現在届き待ち中)。これでなんとか動くことは動きそう。

問題はマウント。現在PENTAXのマウントはKマウントを採用していて、SPのM42マウントはそれに切り替わる前のもの。しかしながらこのマウントは当事東独やロシアで採用しているメーカーが多く、中古カメラ店を探せば多くの世界のレンズが使えるらしい。特にZeizzのレンズが使えるのはうれしい(状態のいいものを探すのは大変だけど)。

というわけで貰い物にさらなる支出を促がされ、中古レンズ探しの旅という泥沼に、、、