クリコン総括

TDC2004-12-28

一日目
アジコ:研ぎ澄まされたギターとヴォーカルの音。ロック研のギタリストの中で閣下の音が今一番好きだ。二郎愛沢のリズム隊も上物をしっかり支え、時には自らが主役になり(愛沢がアップライト使ってた曲なんだっけな)全員が自分の個性をしっかり出せつつ、バンドとしてお互いをしっかり高め合っていた。
一年サーフコース組には今後の期待が高まる。


二日目
オレンジペコー:U&かしのコンビに感嘆。Uはギリギリまでスネアの音が決まらず、ライブ後も納得がいかなかったようだが、その向上心の高さが毎ライブごとに反映されていて、ほんとに見てて楽しい。
富樫の万能ぶりにも驚かされる。あつみはとてもいいヴォーカルになった。
東京事変:三田ベストはこれかな(テレンス・トレント・ダービーは音が悪すぎ)。麻美はしっかり林檎してた。たっぽんお祭り騒ぎのカッティングがすばらしかった。五味さんが走るのはすでに曲を盛り上げるための技とすら言える。外道はさすがKORGのお姉さん。四年目になってまともに音作りし始めたとのたまうだけあって、バンドの音から離れがちキーボードをしっかり自分のものにしていた。
つーか三田はもっとバンド数減らして一個一個ちゃんとやればもっとかっこいい演奏ができると思うのに。
ハッピーマンディズ:いやぁ曲も映画も好きだしなぁ。マンチェスターマンセー。鬱りつつも浮かれるより仕方がないアノ感じ。きちんと出ていました。さすが林さん。おマンチェしてました。かつやのヴォーカルもよかった。


三日目
GREAT 3:さすがに五回目ともなると、とてもまとまった演奏。いつも音をちゃんととってこない小人も今回はちゃんととってきてたし。WAYベースのみならずコーラスワークも見事。トリプルギターの絡みもとても気持ちが良かった。富樫・山田さんはバンドの調和を崩さず尚且つ二人とも自分を引き立たせることができていてすばらしい。3本のギターがきちんといるべきところにいる感じ。