今日は

親から電話がかかってきて、就職のことをいろいろと聞かれゲンナリ
というのも、自分のなかでは「企業に対する信仰」というものがまったくないのに対し、親からみると「なにをそんないいかげんな」というものに見えるらしく、くどくどと長話をされたからだ。


親を納得させる方法として「現在の就職率」を持ち出して「昔の時代とは違うんだよ」といったコミュニケーションを行うことも可能だろうと考えられる。しかし、http://kodansha.cplaza.ne.jp/broadcast/special/2003_12_17/content.html
に見られるように、企業によっては採用枠を広げているにもかかわらず、学生のレベルが低いため採用できない、というような現実もあるからだ。
つまり「就職率」だけでは、自分のライフスタイルを考えた上でフリーターの選択する者/就職する意識はあるが職に就けなかった者、を差別化することは不可能。


よって「あなたの世代はそうかもしれんが、私の世代はこうなんですよ」といった、就労に関する世代間の差で親を納得させることは、あまり有効な手段ではないと考えられる。(というか、そもそもその差自体に納得しないこともあるだろう)。


となると、あくまで企業の体制の変化と、それを自分がどう捉えるか、という視点で攻めるべきかと。
いまさら言うまでもないが
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/3800.html
終身雇用を重視する企業というのは、1993年を減少傾向にある。
これは近年の能力重視主義の高まりと考えることができるが、それは企業内に限った問題というだけではなく、近年のグローバル化の傾向とあわせて考える必要がある。つまり電子ネットワークの拡大により、国内外を問わず、企業間のやりとりの範囲、スピード、の変化の加速度というものが圧倒的に拡大したことだ(もちろん消費者の意識の変化の加速度も)。
このような状況では企業内における臨機応変な能力だけではなく、その場その場において企業を選択する能力も重要になってくる。


自分にそんな能力があるとは考えてないが、それを意識しておくのと/まったくしないとでは大きな差がある。
つまり、いざ自分が就職した会社がコケたとき、自分が首を切られたとき、妄信的に終身雇用をアテにしているよりも、最初から予想しておくのとでは、その対処に雲泥の差が出るだろう。


だから、「長い目でみたら安定した企業に入ったほうが、、、」と言う意見に対しては、その安定性自体が自明ではないため、長い目でみると安定性なんざはなから考えてないわけだと言える。


ってこれ親も見てるんだった(←確信犯)
というわけで当面の食いぶち探すために明日も面接いってきます。
とりあえず必要なのは面接スキル。FUCK。